1952-07-28 第13回国会 参議院 地方行政委員会 第71号
○参考人(神宅賀壽惠君) お答えを私から申上げます。昨年の警察改正のときには、衆議院におかせられましても、地方行政委員会で十分に意見を述べる機会をお与え下さいまして、そのときには東京都特別区の公安委員長であります連合会の会長小畑さんと私との意見をお聞きを願つたのであります。それから警察長側といたしましては、会長である田中警視総監と副会長である大阪の鈴木警視総監をお呼び下さいまして、いずれもその意見を
○参考人(神宅賀壽惠君) お答えを私から申上げます。昨年の警察改正のときには、衆議院におかせられましても、地方行政委員会で十分に意見を述べる機会をお与え下さいまして、そのときには東京都特別区の公安委員長であります連合会の会長小畑さんと私との意見をお聞きを願つたのであります。それから警察長側といたしましては、会長である田中警視総監と副会長である大阪の鈴木警視総監をお呼び下さいまして、いずれもその意見を
○参考人(神宅賀壽惠君) お答えいたします。それは治安の実際に当つている人たちによつて、総理大臣の御質問にお答えするというほうが主たるものであります。金正国家公安委員が大阪におられるというようなのは、現在の国家公安委員会の構成からしての従属的な理由であります。
○参考人(神宅賀壽惠君) 私が只今御指名を受けました神宅賀壽惠でございます。このたびの警察法改正法案につきまして、自治体警察の関係者としまして、公安委員会並びに警察長の意見も本委員会におかせられましてはお聞き下さることになりましたので、厚く感謝の意を表する次第で、厚くお礼を申上げます。昨年警察法の一部が改正せられましたときには、事前に国家地方警察の関係者と自治体警察の関係者が数回会合いたしまして、全部一致
○公述人(神宅賀壽惠君) この自公連、自警連を代表しまして、妥結したのでありますけれども、これは自公連側といたしましては、総会に諮つてその決議をやつたのでありませんので、この法案ができましてから、或る地方ではこれは困ると、こう言われるところもあるのでございます。それは町村自治体警察の移管に関するあの住民投票できめるという規定の点でありますが、これは中国、四国の公安委員連絡協議会におきましては、こういう
○公述人(神宅賀壽惠君) 私は只今御紹介を賜わりました神宅賀壽惠であります。自治体公安委員会全体を代表するものではありませんが、その方面の役目もしておりますので、今日は大多数の自治体公安委員会がかように考えておるということを申上げたいと思うのであります。 本日は参議院におかせられましては、公聴会をお開き下さいまして、我々自治体公安委員の意見をお聞き下さることになりましたことを厚く感謝する次第であります
○神宅参考人 ただいまの点でありますが、大体鈴木警視総監が考えておりますように、犯罪の鑑識とか学校とか、そういうふうな――実際に地域を持つて、そこの地域の治安を維持しようというものは別にしまして、そういう特殊なものだけを取扱うのが、国家公安委員の任務にふさわしいんじやないか、かように考えております。
○神宅参考人 要は警察はその管轄区域内における治安を維持するものでありますから、その土地の住民の思想なり行動いかんによりまして、相当多数の人を要する場所もありましよう。あるいは平穏な人が住んでおつて、その土地の資産状態なりも十分でありまして、犯罪の発生が少いというような地方でありまするならば、警察職員は少くていいということになるわけでありますから、その当該警察の管轄する面積、人口、その住民の生活状況
○神宅参考人 自治体公安委員連絡協議会の意見の大体は、今小畑会長が申されたのに盡きるのでありますが、政府が改正案として御発表になつておるまする條文の順序を追うて、私補足したいと思います。 国家地方警察の定員を二万人ふやされるというのでありますが、国家地方警察は、小畑会長がお話になりましたように、本来の治安維持警察事務を取扱うのは、人口五千以下の農漁山村、いなか警察であります。それで私がこの前大橋法務総裁